2006年4月11日 (火)

検査入院

2005.12中旬

もう年末だと言うのに入院である。外はクリスマスムード一色だというのに・・・病気に年末も年始も関係ないけど、やはりこの時期に入院というのは落ち着かない。下手すりゃ正月も帰れないんじゃないかという不安もあるし。なんとなくやりきれない気持ちで病院へと向かう。

入院手続きを済ませ病棟に上がると、担当の看護婦さんが待っていてくれました。施設の説明や問診を受けた後、明日からの検査スケジュールに目を通す。ははは、目白押しですな。ゆっくり本読む暇もないじゃないの。しかも食事制限付きかい(;´д⊂)

三日間で一通りの検査を終えると、四日目からはという名の悪魔が襲ってきた。やることが何もないのである!看護婦さんに『帰っていい?(*'-')』と訪ねたところ、『まだ検査残ってますよ(*^-^*)』と憎らしい笑顔で答えやがります。くそ・・・検査が飛び飛びなのである。このままじゃ精神崩壊してしまうぞ!何か気晴らしにできる事はないか・・・そうだ!隣はコンビニじゃないか!!イッツアパラダイス!これはもう行かねばなるまい!

そそくさと着替え、ナースステーションに『コンビニ行ってきます(*'-')』と一言。エレベーターに向かおうとしたその瞬間『○○さん!待って!』と呼び戻されました。

看護婦さん:『外出許可はとっていますか?』

俺:『(;゜0゜)!』

看護婦さん:『先生に許可もらってない?』

俺:『だ、だって俺どこも悪くないすよ!』

↑馬鹿である・・・少なくとも入院してる人間の放つ言葉ではない。どこも悪くないと言ってはいるが、頭は完璧に悪いようだ。

看護婦さん:『体調の良し悪しではなく、規則ですから(*^-^*)』

俺:『10分で戻りますが( iдi )』

看護婦さん:『規則は守ってくださいね(*^-^*)

俺:『は、はひ』orz

そして、その日は先生が手術室に閉じこもってしまい、外出許可はおりなかった。なんか知らんけど完敗である!翌日、先生に『コンビに行っていい?('Д')』と訪ねたら、『いいよ('Д')』と速攻返事が・・・無事許可はおりたものの、また看護婦さんに何か言われるんじゃないかとドキドキしながらナースステーションへ向かうのでした。

*2008.5.17追記

札幌の病院で行なった検査は、尿検査、血液検査、レントゲン、造影剤CT、頚部・腹部エコー、内視鏡(ファイバー)、心電図、止血検査でした。癌と言われても体調が悪いわけではないので、部屋にじっとしているのが辛かったですよ・・・

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2006年4月 3日 (月)

札幌へ

2005.12中旬

地元の病院からの紹介状と検査写真を片手に札幌の病院へと向かう。なんでも地元の医者曰く、紹介先の先生は日本でも5本の指に入る名医らしい。そんな偉い先生に診てもらえる私は幸せなのだ。もっとも、健康なら診てもらう必要もないわけだが・・・・

入り口で受付を済ませ二階の耳鼻咽喉科へ。順番を待っている間に色々と考える。しかし、癌とはねぇ・・・全く痛くも痒くもなく、不快感もまるで無い。実際自分が癌だと告知されても体調的に具合の悪いところは無いのである。強いて言えば、精神的に多少疲れたくらいか。

名前を呼ばれ診察室に入ると、検査写真をじっと見ている先生がいた。私の存在に気が付き、振り返って挨拶された先生は人柄の良さがにじみ出ている。一目見て、良い医者だとわかった。先生は写真を見ながら色々と説明してくれた。そして年内に検査入院することを勧められた。正直『また検査かよ!』と思ったのだが、他の病院で撮られた写真を基に手術、治療する医者ならこっちから願い下げだ!検査入院は嫌だが仕方がないのである。後日、入院日を連絡するということで帰宅となった。また同じ検査を1からやり直しである^^;もう飽きたよ・・・

*2008.5.17追記

地元で診てもらった先生とは全然違いました。もう本当に一言二言会話を交わしただけで、安心感というのか信頼感というのか、そういうものが湧いてきました。癌と言われ紹介で来たわけですが『もう一度検査をしてハッキリさせましょう』という先生の言葉に涙しそうになりました。

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2006年3月24日 (金)

RI検査

2005.10

病院で癌の可能性が高いと言われ、どうやって帰宅したか記憶にない。嫁とお袋にどうやって説明すべきか、ただそれだけを考えていたと思う。8年前に親父を骨髄異型性症候群(別名くすぶり白血病)という血液の癌みたいな病気で亡くし、今度は俺が癌。ストレートに言って良いものかどうか・・・お袋に与えるダメージだけは軽減させたいのだ。しかし、いくら考えても適切な言葉は見つからなかった。素直に言うか・・・そう決心して帰宅。お袋は居間でTVを見ていた。まだ言うのはよそう、嫁が帰ってきてから話そう。そうして嫁の帰宅を待った。夕方5時くらいだったと思う。嫁が帰宅し、俺は居間に入って話を始めた。

医者に癌の可能性が高いと言われた事。

リンパ節に転移していると言われた事。

来週にRI検査をすると言う事。

一通り話し終えた時、嫁は不安そうな顔はしているものの、まだしっかりと話を聞いていた。お袋はそんな話信じないよ!てな感じだ。できれば俺も信じたくはないが、素人に癌だと言われたわけじゃない、医者に癌と言われたのだから、十中八九癌なのだろう。RI検査は嫁も付いてくるというので一緒に行くことにした。検査後の説明も聞けるので都合が良い。それから検査までは、眠りの浅い日が続いた。

*2008.5.17追記

ホント、どうやって切り出したらいいのか悩みました。まだ甲状腺癌のことをよく理解していませんでしたから。癌かも知れない、リンパに転移しているようだ、この2つの事実しか見えていなかったのです。世間的にはリンパ転移のイメージは進行癌ですからね。

RI検査当日、8時には病院入りした。なんでも検査自体が2時間かかるらしく、早めに病院入りするように言われていたのだ。RI検査の待合室に行き造影剤を注射。10分不動の体制でCTみたいな器械で写真撮影。そして、2時間後に別の造影剤(?)を注射し、2回目の撮影。出来た写真を持って診察室へ向かう。もう心臓はドキドキだ。俺の持っている写真にすべてがかかっているのだ!受付に写真を出し、名前を呼ばれるのを待つ。

名前を呼ばれ診察室へ。中に入ると先生は写真をじっと見ている。しばし沈黙が続いた後、医者が話し始めた。

お医者様:んー・・・影が出てませんね

俺:は?どういうことなのでしょう?

お医者様:癌細胞があれば写真に出るはずなんだけど、出てないのですよ。

俺:ということは癌じゃないんですか?

お医者様:そういう事になりますね。

聞いたか諸君!!トラトラトラや!奇襲成功や!うはははははははは!矢でも鉄砲でも持ってこいやーー!まさに天国から地g、いや、地獄から天国である。目の前にお花畑が広がり、裸足の俺が歌を歌いながらスキップしているのである。母さん、今日は赤飯を炊いておくれ!

お医者様:んー・・・しかしリンパの腫れも気になるし、甲状腺も少し腫れてるのは間違いないので、針刺してみましょう。

俺:はいはいはいはい^^^^^^^

別室に移されベッドに寝かされる俺。医者がぶっとい注射器を持ってきやがりました。注射に恐怖を感じたことはないけど、これは凄いな・・・そしてリンパの腫れてる箇所、甲状腺の腫れてる箇所(?)2箇所に針を刺し終了。これを病理検査にまわし、細胞レベルで判断しようというのである。そして、また一週間後に来るように言われ帰宅。足取りは軽かったが、ちょっとまて・・・・甲状腺の癌じゃないなら一体なんなんだ?リンパが腫れるってのは普通じゃないじゃないか。風邪や虫歯でもないし、喉の周囲で炎症起こしてる箇所なんてないぞ。まさか・・・悪性リンパ腫なんてこt・・・考えれば考えるほど不安が募るのでしたorz

*2008.5.17追記

正直、癌じゃないと言われた時は、嬉しさ半分、怒り半分でした。さんざん人を悩ませやがって冗談じゃねぇ!と思いましたよ。穿刺吸引細胞診を勧められた時は、これで白(癌じゃない)と確定するなら何でもやってくれい!てな気持ちでした。

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検査!

2005.10

前回約束した検査を受けに病院へ行く。足取りは重い・・・ていうか行きたくない。医者は明らかに首の横のしこりにロックオンしている。たしかに最近大きくなっている気がするしなぁ。行くしかないかorz

病院で受付を済ませると、もう段取りは出来ていた。

看護師さん:○:○○分にCT室行ってください。それが終わったら○:○○分にエコー室。終わったらここに戻ってきてくださいね。尿検査もしますから^^^^

楽しそうだな!とツッコミ入れたくなるが、仕事上のスマイルなのだろう。言われたままにまずはCT室へ。んで、これまた言われたままに装置の上に寝かされ文明の利器と一体化する。CTは何度やっても好きになれん!なんか体中に受けてはいけない光線を浴びてる気がするのですよ。あのジジジジジジジ・・・って音も不快だし。

*2008.5.17追記

面白おかしく書いていますが、当日は不安で一杯でした。しこりの感じから、何となく無事では済まないという予感がしていたのです。この日は採血、尿検査、頚部エコー、造影剤無のCT検査でした。

CTが終わりエコー室へ。首にジェル状の液体を塗り付けられベトベトに。エコーを首に付けられて調べられる。技師さんは女性の方で素敵な方だ。がしかし、反対方向を向かされて思うように見れないのが悔しいじゃないか!まぁ落ち着け。今左向かされてるってことはだ、そのうち右も向かされるということだろう。それが検査というものだ。焦るな俺、がんばれ俺。

綺麗な女性技師さん:こっち向いてくださいー

キターーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!!はいはい速攻で向き変えますよ、首が千切れるほどのスピードで向きなおす。目に飛び込んできたのは女神のような美しさの技師さんと言いたいところだが、モニターが気になる。なにやら赤いマーキングが多いのだ。ちょ、ちょっと多すぎなんじゃない?^^;というくらい画面にマーキングしてやがります。これはどういうことなんだ!?更に不安が大きくなってしまった。女神?そんなもんいやしねぇ・・・ここにいるのは淡々と作業するエコー技師さんだけだ( iдi )

尿検査も終え、名前を呼ばれ診察室へ。

お医者様:お疲れ様でした。えとー結論から言いますとですね、

いきなり結論かい!起承転結はどこいった!

お医者様:甲状腺の癌の可能性が非常に高いです。

俺:癌!(°O° ;)

お医者様:首の横のしこりはリンパ節が腫れたものですね

俺:リンパ転移!(°O° ;)&(°O° ;)

お医者様:w背rftgy富士子lp;@:「zsxdcfvgbh(←何を言ってたのかは記憶無し)

お医者様:ということで、来週RI検査しましょう。そうすればハッキリわかりますから。ただ、使用する薬が保険きかないので、3万5千円くらいしますがよろしいですか?

俺:いいですよ・・・

もうどうやって診察室出たか覚えてないっす。リアル死の宣告喰らった感じですな・・・俺、今、癌って言われたんだよなぁ、リンパに転移してるって言われたんだよなぁと、なんか泣きたいような怒りたいような複雑な心境でした。嫁とお袋になんて言おうか・・・来るときよりも更に重くなった足取りで帰宅するのでした。

*2008.5.17追記

もうまさに青天の霹靂と言いましょうか・・・友達に冗談で『癌じゃないの?』と言われるレベルじゃないですからね。医者に言われたわけですから、もうショックでショックで。というかですね、『癌』という言葉自体が何の前触れもなく突然登場してきたのですから、もう何が何だか・・・予感が当たってしまいました。

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