細胞検査の結果を聞きに病院へ向かう。いつものように手続きを終え、名前が呼ばれるのを待つ。前回の診察で癌じゃないと言われたので気持ち的には楽になっている。悪性リンパ腫も疑ったのだが、症状で当てはまるものはなかった。癌ではなく悪性リンパ腫でもない。そう思ったら随分と気持ちが楽になったのだ。名前を呼ばれ診察室へ。
お医者様:あ、今日はご家族の方は一緒じゃないんですか?
俺:(°O° ;)!
衝撃的であった・・・・もう何ていうか、死刑宣告と同じである。
お医者様:細胞検査の結果、クラスⅤの悪性腫瘍でした。
俺:く、くらすふぁいぶとは・・・・・?
お医者様:クラスⅠ~Ⅴまであって、Ⅴが一番悪性度が強いということです。
*2008.5.23 追記
後でわかったことなのですが、数字の大きさと悪性度は関係ないそうです。この時は、告知されて動揺していたせいか、記憶が曖昧なのです。でも確かに『Ⅴが一番悪性度が強い』と言われた気がするんだよなぁ・・・・・・記憶違いかなぁ。素人にも判りやすいように、こう説明したのかも知れませんね。
細胞診のクラスは『Ⅰ、Ⅱ』が良性、『Ⅳ、Ⅴ』が悪性、『Ⅲ』は良性か悪性どちらともいえず、ということらしいです。数字の大きさは診断の正確さで、ⅠよりⅡの方が良性として強く診断でき、ⅣよりⅤの方が悪性として強く診断できるという意味だそうです。ややこしいすね(^^;
もう一発合格である。
俺:癌ということですか?
お医者様:そうですね。甲状腺の癌で間違いないでしょう。それで、腫れてるリンパの場所から見て、動脈と静脈に癒着してる可能性が高いです。ここでの手術は難しいですので、札幌の病院に紹介状を書きます。
*2008.5.17追記
診察室に入るまで安心しきっていたので、まさかこんな結果になるとは・・・ClassⅤの説明をサラッとする医者に腹が立ちましたね。てめぇ入室するなりいきなり告知しやがって何様なんだ!と・・・悪い先生じゃないと思うのですが、もう少しだけ患者側の気持ちで考えて欲しいと今でも思います。おそらく先生は乳頭癌がどういうものかを十分理解しているので、こういう行動になったと思うのですが。でも、言われた方はたまったもんじゃないっす。
もう踏んだり蹴ったりである。ここは市内でも設備が整ってる大きな病院なのである。それで手術出来ないから札幌行けって・・・そんな厳しいのかよorz
お医者様:これを向こうの○○先生に渡してください。なるべく早く行ったほうが良いと思いますよ。いつ行きますか?
俺:wせdrftgyふじこlp;(←すでに廃人)
お医者様:来週でも行って来てください。
診察室を出て待合室に出る。すると看護師さんがやってきて声をかけられた。『向こうの病院にこちらで行った検査の写真持っていってください。すぐに用意します。』待合室の人々の熱い視線が突き刺さる。そりゃそうだわな、ここじゃ手に負えないから他行けって言われてるようなもんだ。見ている人もただ事じゃないと思うわな。写真を受け取り、向こうの連絡先を聞いて帰宅。
帰宅して札幌の病院に電話をかけ診察の予約をする。しかし、最初に癌と言われ、2回目は癌じゃないと言われ、最後に癌だと言われ・・・なんか激動の一ヶ月でした。まぁ、他の難しい病気じゃなく、甲状腺癌で良かったのかなぁ。後は札幌行ってから考えるか。そんな気持ちでした。
*2008.5.17追記
地元から離れなければならないのはショックでした。本当に市内でも設備が充実していて大きな病院なんです。ここで手術できないとはどんだけ危ない状態なんだと考え込みました。今になって思えば、当時この病院の耳鼻咽喉科の先生が一人退職したばっかりだったので単純に手が回らなかっただけなのかも知れませんけど。今でも待合室での他の患者さんの視線を思い出す・・・
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