2008年5月20日 (火)

甲状腺癌なんて怖くない

私が甲状腺癌を知る上で、とても役に立ったのがこの本です。

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発行者:株式会社 三省堂

著 者:杉谷厳・前野一雄

著者である前野氏の闘病記を始め、各種甲状腺癌の診断と治療方法が詳しく書かれています。また、本文の他にもコラムが大変面白くて勉強になります。甲状腺癌と診断されたら、何よりも最初に読んで欲しい本です。

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2008年5月17日 (土)

甲状腺癌とは?

私が甲状腺癌(乳頭癌)の告知を受けたのは2005年の10月。
ところが、この告知はRI検査(ラジオアイソトープ検査)後に一度撤回される。
検査結果に納得がいかなかった医者は穿刺吸引細胞診を勧める。
すっかり安心した私は素直に穿刺吸引細胞診を受けるが・・・
後日、私は再度癌告知を受けることに。

癌告知を受けた2005年

手術、そして後遺症と戦った2006年

復調の兆しが見えた2007年

アタクシが書き綴ったことが少しでも役に立つならと思いまして、過去の記事を読み返し、当時の心境を振り返った感想を付け加えてみました。

私は、癌告知を受けるまで甲状腺癌の事を何一つ知りませんでした。いや、甲状腺癌というより、甲状腺のことすら何一つ分からなかったのです。何もかもが分からないところに癌告知です。正直かなり落ち込みましたし、自分の将来が不安になりました。しかし、泣いても叫んでも落ち込んでも癌は治りません。事実を受け止めて、まずは自分の病気を理解するところから始めました。私がインターネットや書籍、主治医から聞いた事を書いてみます。

甲状腺癌には以下の種類があります。

①乳頭癌

日本人に最も多いと言われているのが乳頭癌です。甲状腺癌の中の9割近くを占めるそうで、女性に多く発症し、男女比は1:5と言われています。しこりの触診、エコー検査、穿刺吸引細胞診でほぼ診断できます。乳頭癌という文字のイメージから乳癌、乳房や乳首との関係を想像しがちですが、癌細胞の形状が乳頭状ということから、そう呼ばれるようになったそうです。癌細胞が小さいうちから、頚部のリンパ節に転移を起こすのが特徴ですが、転移が予後を左右することはほとんどありません。乳頭癌の80~90%は進行が遅いおとなしい予後良好な低危険度癌ですが、中には血行性転移、気管や食道に浸透する高危険度癌もあります。

②濾胞癌

触診、エコー検査、細胞診では良性の結節性甲状腺腫との判断が難しいようで、手術後の病理検査で濾胞癌と診断されることが多いそうです。頚部リンパ節への転移は起こりにくいそうですが、逆に血行性転移は起こしやすいようです。

③髄様癌

髄様癌のほぼ半数は遺伝による発症で、甲状腺癌の中で唯一遺伝が影響すると言われています。触診、エコー検査、細胞診でも判断は可能ですが、血液検査でほぼ100%に近い診断ができるそうです。乳頭癌と違い、リンパ節への転移があった場合は予後に影響することが多く、注意が必要だそうです。

④未分化癌

癌の進行が極めて早いのが特徴で、週単位で症状が変わるそうです。進行が急なため重篤な症状が出ることも多く、現在の医学では治療が困難とされています。甲状腺分化癌(①~③の癌)が変異して未分化癌に変わると言われていますが、詳しいことはわかっていないそうです。とても恐い癌ですが、幸いにも甲状腺癌の中での割合は1~2%だそうです。

⑤悪性リンパ腫

甲状腺悪性リンパ腫は、橋本病の患者さんに発症することが多いそうです。頚部や顎のしこりが急激に大きくなるのが特徴のようです。甲状腺癌は、抗癌剤治療の効果が他の癌より期待できないそうですが、悪性リンパ腫は抗癌剤、放射線を併用した化学療法が中心となるようです。

以上の5種類です。私は乳頭癌(低危険度癌)と診断されましたので、他の4つの癌については詳しく調べていません。ですので、このブログでは乳頭癌を中心に書いております。

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